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それはやりすぎでは?!私が驚いたホームページ制作業界の新実態!
2023年の初投稿ということで、昨年(2022年)にクライアント様からお聞きして初めて知ったホームページ制作の実態をお話します。
目次
200万円の制作会社でもテンプレート制作
ホームページ制作の料金は、ピンからキリまであります。
これは、お見積りのご相談をいただいたお客様が教えてくださったお話です。
お見積りのためのお打ち合わせを行い、当方ROUND SQUAREでは60万円のお見積もりをご提示させていただきました。
すると、驚いた表情で「なぜ、そんなに安いのですか?」と尋ねられました。
というのも、当然のことながら他にも4社ほどの制作会社から相見積もりを取っていたらしく、これまでの最安値が120万円だったそうです。
そして、その他の3社は200万円前後だったそうです。
さらに、200万円前後だった3社のうち2社からは「ホームページの見た目は決まっていますので、画像と文章しか変更ができません」と言われたそうです。
これは、すなわち「テンプレート制作」だということです。
ホームページ制作は大きく2種類に分かれる
現在主流とされているホームページの制作方法は、大きく分けて2種類あります。
一つは、本格制作である「オリジナルデザイン制作」です。
これは、全くのゼロの状態から、プラグラミングを駆使してクライアント様専用の構成とデザインで作り上げる制作方法です。
もう一つは、簡易制作である「テンプレート制作」です。
これは、完成しているホームページの画像と文章を差し替えるだけで完成する制作方法です。
当然、テンプレート制作は料金が安く、オリジナルデザイン制作は料金が高くなります。
テンプレート制作で200万円はやりすぎでは?
正直に言って、200万円でテンプレート制作を行なっている制作会社があるという事実を聞いた時は、驚きとともに少しショックを受けました。
ただ、価格をどうするかはサービス提供者側の自由です。
なので、あくまで個人的な感想としてですが、ちょっとやりすぎではないかと感じてしまいます。
ホームページ制作も営利事業なので、ビジネス的な観点で言えば「いかに楽をしてたくさん売り上げるか」を追求することに否定はしません。
しかし、逆に言えば、ビジネスとは「価値」と「価値」の交換です。
この考え方が欠落したホームページ制作会社が、どんどんと売り上げを伸ばしている実情にショックを受けたのです。
100万円以下の制作会社はテンプレート制作でも仕方がない
5〜7ページ程度の一般的な会社紹介のホームページを作るとして、制作会社(法人)が100万円以内で受注する場合は「テンプレート制作」であるケースが多いです。
従業員に給料を支払い、固定費を含むたくさんの経費を支払い、なおかつ会社にもお金を残さなくてはいけないとなると、100万円程度では工数がかかりすぎてしまうオリジナルデザイン制作では赤字となってしまいかねません。
私の知る限りでは、100万円以内でオリジナルデザイン制作を行っている制作会社はとても少数です。
昨年(2022年)、お見積りのご相談をいただきながらも最終的に流れてしまったクライアント様が数社あります。
つまり、他の制作会社へ流れてしまったわけです。
もちろん、ROUND SQUAREではなく他の制作会社を選んだことで、どんなホームページに仕上がったのかはすごく気になるところなのでコッソリと見てしまいます。
その結果、ご予算が100万円以内だった事業者さんのホームページは全てテンプレートでした。
唯一、「予算はとくにない」と言っていた事業者さんだけは、ちゃんとしたオリジナルデザインで作られていました。
もっと言えば、正直に言ってROUND SQUAREよりも高いクオリティーで作られていました。
そのホームページがたとえ200〜300万円だったとしても、最終的には絶対に後悔はしないだろうと思います。
最も後悔するのは、料金重視で制作会社を決めてしまい、ダサいホームページを作られてしまうことです。
その後、ダサいホームページを自分の会社やお店の看板としてネット上に公開し、さらには運用し続けなければならないというのは非常に苦に感じます。
2023年にホームページを作る企業さんや店舗さんは後悔のしない制作会社選びをしましょう。
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