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【2024年最新】SEOとは?SEO対策の基本や本質を初心者でも簡単にわかるようプロが解説します!

SEO対策とは

SEOとは

SEOとは

SEOとは「Search Engine Optimization」の頭文字を取った略称で「検索エンジン最適化」という意味です。また、検索エンジンとは、インターネット上で情報を検索するシステムのことであり、「サーチエンジン」と呼ばれることもあります。

Google・Safari・Microsoft Edgeなどのブラウザを開き、下記のような検索ボックスにキーワードを入力して調べものをした経験は誰にでもあると思います。これは、裏で検索エンジンという検索システムが動いているために可能となっております。

この、裏で動いている検索エンジンにとって必要かつ扱いやすいコンテンツ(WEBサイト)となることが「SEO(検索エンジン最適化)」です。

SEO対策とは

SEO対策とは、検索エンジンに最適化(SEO)するための対策のことです。後述しますが、現代においてSEO対策はたくさん紹介されており、その中には「正当な方法」や「不正な方法」、さらに正当な方法の中でも「効果が高い方法」や「効果が低い方法」などがあります。

また、日本においては、SEO対策は「Googleに好かれるための対策」と考えても良いでしょう。Googleに好かれるための努力(対策)を行うことでWEBサイトの品質は向上し、Google以外のブラウザで検索を行なった場合でも検索結果の上位に表示できる可能性が高まります。その結果、WEBサイトへの流入数もしっかりと増えることとなります。

SEO対策とはGoogleに好かれるための施策

なぜGoogleなのか

日本において、インターネット検索を行う際に使われているブラウザは「Google」と「Yahoo!」が大多数を占めています。そして、「Google」と「Yahoo!」はどちらもGoogleの検索エンジンを採用しています。

また、次に多く使われているブラウザである「safari」や「Firefox」などもデフォルトの検索エンジンがGoogleとなっているため、結局のところ、どのブラウザを使って検索を行おうとも検索エンジンはGoogleが使われているのです。

なので、Googleに好かれることができれば「Yahoo」「safari」「Firefox」にも同じように好かれることになり、全てで検索結果の上位表示が可能となるのです。

SEO対策を行う理由

SEO対策を行う理由

ホームページを作るからには少しでも多くの人に訪れてもらい見てもらわなければ意味がありません。とくに、ホームページを通じて仕事を獲得したい(集客したい)と考えている場合はなおさらです。

しかし、ホームページは完成しただけでは誰一人として見てくれません。誰も見ないということはお仕事の依頼が入ることもありません。

では、どうすれば誰かにホームページを見てもらえるのか。それは、インターネット検索の検索結果で自社サイトを上位に表示させることです。そのために、Googleに好かれるための施策(SEO対策)を行わなければならないのです。

SEO対策のメリットとデメリット

メリットデメリット
①WEBサイトへの流入数が増え、会社やお店の認知度が向上する①SEO対策は正解が公表されていないため難しい
②検索上位のWEBサイト(サイト運営者も)は信頼度が向上する②多くの時間と労力を要するためリスクは大きい
③広告費をかけずに高い集客効果が得られる③検索エンジンのアップデートや仕様変更により順位が変動する可能性がある
※メリット・デメリット早見表

【メリット①】WEBサイトへの流入数が増え、会社やお店の認知度が向上する

ネット検索によって情報を得る現代では毎日膨大な数の人々がネット検索を行うため、ネット上にたくさんの人々が集まっています。SEO対策によって自社サイトを検索結果の上位に表示できれば、多くの人々の目に留まるようになりWEBサイトへの流入数が増え、どんどん自社の認知が拡大されていきます。集客の第一ステップである「認知拡大」において、これほど効果を得られる施策は他にないでしょう。

【メリット②】検索上位のWEBサイト(サイト運営者も)は信頼度が向上する

ネット検索を行うユーザーの心理として、検索をしてすぐに表示されるWEBサイト(サイト運営者も)は信頼されやすい傾向にあります。それに加え、検索ユーザーがそのWEBサイトを閲覧したことで検索した目的が達成できれば、そのWEBサイトへの信頼度はさらに高くなります。メリット①の認知拡大に加え、ブランディングなども同時に行うことができるのがSEO対策の素晴らしいポイントです。

【メリット③】広告費をかけずに高い集客効果が得られる

SEO対策は広告ではないため、掲載料やクリック単価などが発生するWEB広告のように費用が発生することはありません。なので、SEO対策によって検索の上位表示ができれば、広告費がかからずに非常に高い集客効果が得られるのです。

【デメリット①】SEO対策は正解が公表されていないため難しい

Googleは検索上位表示のためのヒントは公表していますが、答えは公表していません。なので、100%成功させるSEO対策の方法はGoogleの一部の社員以外は世界中の誰も知らないのです。

SEO対策に携わる企業や人々は、「こんな方法を試したら順位が少し上がった」・「こんな方法を試したら順位が下がった」といった本当か嘘か分からないネット情報や、本当に意味があるのか分からない実験データなどを基に日々対策を行なっています。答えが分からないことで結果を出すのは非常に難しいことです。

【デメリット②】多くの時間と労力を要するためリスクは大きい

広告費がかからないSEO対策ですが、代わりとして多くの時間と労力が必要となります。SEO対策は、上質なコンテンツを増やしながらWEBサイトを育てていく作業なので、そこには必ず時間と労力が必要となります。

また、前項で解説したように答えがない難しい施策のため、多くの時間と労力を費やした結果、努力が報われないという悲劇もあり得ます。むしろ、努力が報われないケースの方が圧倒的に多いです。

【デメリット③】検索エンジンのアップデートや仕様変更により順位が変動する可能性がある

Googleなどは、検索エンジンをより便利で素晴らしいものにするため常にアップデートを行なっています。アップデートが実施された結果、頑張って1ページ目を獲得した検索キーワードにおいて軒並み順位を落としてしまうという状況もあり得ます。

しかし、アップデートは検索エンジンを検索ユーザーにとってより便利にするために行うものなので、Googleの基本方針に従って検索ユーザーにとって役に立つ素晴らしいコンテンツを作っていれば、アップデートによる変動は恐るるに足りません。

SEOで検索順位が決まる仕組みと流れ

検索順位は下記のような流れで決まります。

SEOで検索順位が決まる流れ

クロール

WEBサイトにおいて、新しいページが作成されたり、既存のページの内容が変更されたことは検索エンジンは瞬時に理解しているわけではありません。「クローラー」と呼ばれる検索エンジンの巡回ロボットが世の中に存在するWEBサイトを定期的に巡回しており、それによって新しいページや変更されたページを認識します。

クローラーが自分のWEBサイトを巡回してくれる頻度は決まっているわけではありません。WEBサイトを頻繁に更新していればクローラーが巡回してくれる頻度は上がり、WEBサイトの評価も上がります。逆に、更新頻度が少ないとクローラーが巡回してくれる頻度は下がり、WEBサイトの評価も下がってしまいます。

なので、SEO対策において、定期的にWEBサイトの更新を行うことは必須事項なのです。

インデックス(インデックス登録)

クローラーが巡回によって新しいページや変更されたページを認識した際に行うのが「インデックス」です。日本では「インデックス登録」と言われることも多いです。

インデックスとは、WEBページのコンテンツ(文章や画像など)をデータベースに登録することです。新規追加した新しいページの場合、このインデックスが完了して初めて検索結果に表示されるようになります。

検索結果の表示

WEBページがインデックスされると、「ネットユーザーの検索に対する関連性と品質が高い」と判断された場合に検索結果に表示してくれます。

その際、同じようなコンテンツ(内容)のWEBページはたくさん存在するため、検索エンジンのアルゴリズム(検索順位の評価基準)に則ってそれぞれのWEBページの品質が評価され、検索順位が決まることとなります。

SEO対策の基本はGoogleの目標を理解すること

どんな企業でも、自社商品・サービスにおいて「ある程度のシェアがあればいいや」なんて発想にはならず、少しでも多くのシェアを獲得をしたいと思うものです。Googleも同じで、一人でも多くの人に自社の検索エンジンを使ってもらいたいと考えています。

では、どうすれば検索エンジンのシェアをより多く獲得できるでしょうか。その答えは簡単で、より便利な検索エンジンを作り上げることです。

SEO対策において重要なことはGoogleの目標を理解すること。

人々は、知りたい情報があればネットで調査を行い、欲しい商品があればネットで探し、悩みがあれば解決策をネットで探します。より便利な検索エンジンとは、そういった時にスムーズに目的が達成できる検索エンジンです。「すぐに知りたい情報が見つかった」「すぐに欲しい商品が見つかった」「すぐに悩みの解決策が見つかった」といったように、求めている情報をよりスムーズに見つけることができる検索エンジンを人々は使います。

なので、Googleは、ユーザーが検索したキーワードに対して、より的確なコンテンツ(情報)が掲載されているWEBサイト(厳密言えばWEBページ)を上位に表示させるよう常にアップデートを行なっています。つまり、Googleが上位に表示させたいWEBページとは、検索ユーザーの悩みを解決できるコンテンツ(情報)が掲載されているWEBページなのです。

Googleのアップデートに怯えているSEO業者も多いですが、Googleがアップデートを繰り返して突き詰めているのは「検索ユーザーにとってより便利な検索エンジン」に育て上げることです。

Googleは、昔と違って小細工などは一切通用しない時代に突入しています。だからこそ、やるべきことは至ってシンプルです。検索ユーザーにとって有益なWEBページを増やしながらWEBサイトを育てれば良いのです。

Googleがより良い検索エンジン作りのために大切にしていること

Googleは、全世界のサイト運営者に向けて、「Google検索の基本事項」や「品質評価ガイドライン」を公開しています。

これらには、より良い検索エンジン作りのために定めているGoogleの基本方針や、WEBページ(コンテンツ)の評価基準、ペナルティーとなる不正行為などが明記されています。

品質評価ガイドラインは、以前はGoogleの極秘資料でしたが現在は公開されています。公開されるようになった理由は、「流出してしまったから」だったり「公開した方が効率良く検索エンジンの質が上がるから」など、諸説あります。

これらGoogleの公式ガイドラインに基づいてWEBサイト運営やSEO対策を行うことで、検索ユーザーの利便性や検索エンジン(Googleなど)の評価が上がり、検索上位に表示されやすくなります。

とくに重要な「Googleが掲げる10の真実」とは

Googleが公式で公表しているルール(ガイドラインなど)の中でもとくに重要とされており理解しておかなければならないのが「Googleが掲げる10の真実」です。

①ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
②1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
③遅いより速いほうがいい。
④ウェブ上の民主主義は機能する。
⑤情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
⑥悪事を働かなくてもお金は稼げる。
⑦世の中にはまだまだ情報があふれている。
⑧情報のニーズはすべての国境を越える。
⑨スーツがなくても真剣に仕事はできる。
⑩「すばらしい」では足りない。

①ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。

これは、検索エンジンを意識するのではなく、WEBサイトを見てくれるユーザーを意識し、WEBサイトを見てくれるユーザーにとって便利かつ有益なコンテンツ作りを行いましょうということです。10の真実の内で最初に掲げているということは、Googleが最も大切にしている理念だと考えても良いでしょう。

「こうすると検索エンジンは悪い評価をするかな」「こうすると検索エンジンは良い評価をしてくれるかな」など、SEOを意識しすぎるとどうしても検索エンジンを意識してしまいます。しかし、そうではなく、「どうすればユーザーは満足してくれるのか」を常に考え、「ユーザー第一主義」・「ユーザーファースト」でWEBサイトのコンテンツ作りを行うことが大切です。

SEO対策はユーザーを意識したコンテンツ作りが重要。

②1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。

これは、一つのWEBサイト上で、WEB制作に関するページ(コンテンツ)を作ったり、不動産に関するページ(コンテンツ)を作ったり、健康に関するページ(コンテンツ)を作ったりと、複数のジャンルが混同しないようにし、それぞれに特化したWEBサイトを作り、なおかつそれぞれで極めましょうということです。

Googleの検索品質評価ガイドラインにおいても「専門性」は明確に定義されており、近年はSEO業界においても「専門性」がより一層重要視されています。なので、複数の事業を行う企業などは、それぞれの事業に特化したWEBサイトを作るのが望ましいでしょう。

SEO対策は一つのWEBサイトごとに一つのジャンルを極めると効果的

③遅いより速いほうがいい。

これは、WEBサイトの表示速度や処理速度のことを指しています。WEBサイトのコンテンツがどれだけ充実していても、表示速度が遅かったり、ページの移動が遅かったりすると、閲覧ユーザーはイライラしてしまい離脱(WEBサイトから離れる)してしまいます。サイト表示速度が遅く、ユーザーの満足度を下げてしまうようなWEBサイトはGoogleは評価をしないということです。

サイト表示速度は、Googleが無料で提供している表示速度計測ツール「Page Speed Insights(ページスピードインサイト)」で計測することができます。自社のWEBサイトを計測し、表示速度が遅い場合は改善を行いましょう。

サイト表示速度を大幅に改善

上記は、実際に改善した際の数値の変化をスクリーンショットした画像です。表示速度だけでなく、その他サイト性能が大幅に変化しているのが見て取れます。Googleに評価してもらえるWEBサイトを作り上げる第一歩ですので、しっかりと改善しておきましょう。

④ウェブ上の民主主義は機能する。

これは「被リンク」のことを言っており、被リンクとは、他のWEBサイトが自分のWEBサイトへのリンクを貼ることを言います。他のWEBサイトが自分のWEBサイトへのリンクを貼る目的は「紹介する」「参考にする」などさまざまですが、目的は何にせよ、自分のWEBサイトが他者(別のWEBサイト)から信用されているという証になります。なので、より多くの被リンク(信用)を集めることで検索エンジンからの評価も上がるということです。

SEO対策においては外部サイトからのリンクを集めることが重要

これは、「SEO外部対策」と言われる正当かつ有効なSEO対策です。SEO外部対策について詳しく知りたい方は下記記事をご参照ください。

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SEO外部対策とは

⑤情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。

スマートホンが普及したことで、ネット検索を行う主な手段はパソコンだけではなくなりました。現代においては、パソコンと同等またはそれ以上にスマートホンを使ってネット検索が行われています。

Googleはこういった時代の背景を考慮して「モバイルフレンドリー」という概念を提唱し、SEOに影響すると公式に公表しました。モバイルフレンドリーとは、WEBサイトがパソコンだけでなくスマートホンにも対応していることを言います。

SEOにおいてモバイルフレンドリーは重要な対策要素

WEBサイトをパソコンとスマートホンのどちらでも綺麗に表示させる構築方法「レスポンシブWEBデザイン」によって作ることは、近年のSEO対策において必須事項となっています。レスポンシブWEBデザインについて詳しく知りたい方は下記記事をご参照ください。

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レスポンシブとは?依頼者側も知っておくべきレスポンシブ対応の意味をわかりやすく解説!

⑥悪事を働かなくてもお金は稼げる。

後述しますが、SEO対策には「正当なSEO対策」と「不正なSEO対策」があります。ユーザーの利便性が低下したり、ユーザーを騙したりするような方法(施策)はGoogleが禁止しています。もしもそのような悪事が見つかれば、WEBサイト全体のSEO評価が下落します。正当な方法で努力を積み上げればGoogleはしっかりと評価をしてくれます。

ここからの4つはGoogle自身が目指すものであり、SEO対策に直接の関係はありません。

⑦世の中にはまだまだ情報があふれている。

インターネットが普及し、誰もがインターネット上で情報を発信ができるようになり、世の中には情報がたくさんあります。しかし、まだまだユーザーの求める情報が溢れており、その一部または大部分は検索エンジンの中で埋もれてしまっています。ユーザーが求める情報をより多く、そして的確に表示させるために、Googleは検索エンジンのシステムをさらに進化させることを目指しています。

⑧情報のニーズはすべての国境を越える。

グローバル化が進む現代では、国境は関係なく情報は行き来します。Googleは、全ての国に全ての言語で情報を届けることを目指しています。

⑨スーツがなくても真剣に仕事はできる。

Googleは既成概念にとらわれることなく、常に新しい発想とアイデアを生み出し続けることを目指しています。

⑩「すばらしい」では足りない。⑩「すばらしい」では足りない。

人々がGoogleのサービスをすばらしいと感じることはGoogleにとっては通過点でしかなく、さらなるサービスの向上を目指しています。

以上、これをしっかりと頭に入れてサイト運営やSEO対策を行うことが成功するうえで非常に重要となります。

SEO対策の種類

SEO対策には、大きく分けて「内部施策」「外部施策」「コンテンツ施策」の3種類の施策があります。

内部施策(内部対策とも言われる)

SEO対策における内部施策とは、検索エンジンがサイトのコンテンツ(内容)を理解しやすいよう適正なタグを使用したり、閲覧ユーザーにとって見やすくサイトの滞在時間や回遊率が向上するようなサイト設計にしたり、閲覧ユーザーがサイトが表示される前に離脱してしまわないようサイト表示速度を向上したりなどなど、サイトの作り方に関わる施策です。内部施策を行うことはSEO対策の基本となります。

外部施策(外部対策とも言われる)

SEO対策における外部施策とは、他者サイトから被リンク(要はリンク)を獲得することです。他者サイトは何もなく自社サイトへのリンクを貼ってくれることはなく、「サービスが良いから紹介するためにリンクを貼る」・「役に立つ情報が載っているから情報を共有するためにリンクを貼る」など、何かしらの良い理由があります。

つまり、他者サイトから被リンクを一つ獲得するということは他者サイトから支持を一票獲得するようなものであり、被リンクがたくさん集まればそれだけ信頼できるサイトだと判断されることになります。被リンクを獲得する方法は下記記事を参考にしてみてください。

コンテンツ施策(コンテンツSEOとも言われる)

コンテンツ施策とは、ユーザーに役立つコンテンツ(情報)を掲載した記事ページを作成し、ユーザーを集めるだけでなく信用まで得る施策です。優良なコンテンツが掲載された記事ページをたくさん作成することで、多くの検索キーワードで上位表示が狙えて検索エンジンからの評価が高くなります。全てのSEO対策の中で唯一SEO対策の本質と言えるのが、この「コンテンツSEO」です。

正当なSEO対策(WHITE HAT SEO)と不正なSEO対策(BLACK HAT SEO)

SEO対策の種類

SEO対策は、正当な方法(努力)で検索順位を上昇させようとする「ホワイトハットSEO」と、不正な方法によって検索順位を上昇させようとする「ブラックハットSEO」の2種類に大別されます。

WHITE HAT SEO(ホワイトハットSEO)の施策例

・信頼度の高いサイトからの被リンク獲得
・検索エンジンに優しいサイト構築(内部対策)
・質の高いコンテンツページの設置
・専門性・権威性の向上
・定期的なサイト更新

ホワイトハットSEOとは、正当な方法(努力)で検索順位を上昇させようとする施策のことです。ホワイトSEOはどの方法も手間がかかりますが、WEBサイトの評価はしっかりと着実に上昇します。簡単に楽して結果が出せるSEO対策は一つもありません。

BLACK HAT SEO(ブラックハットSEO)の施策例

・不正な方法による被リンクの大量獲得
・コンテンツのコピー
・隠しテキストの設置
・隠しリンクの設置
・不自然なキーワード配置

ブラックハットSEOは、不正な方法によって検索順位を上昇させようとする施策のことです。ブラックハットSEOを行ってしまうと検索エンジンからペナルティーを受けてしまい、サイト全体の評価および順位が下落してしまうので絶対にしないよう注意が必要。

WEBサイトを作る時にやるべきSEO対策とは

制作段階においてやるべきSEO対策とは

ホームページを制作する段階で最低限やるべきSEO対策は「SEO内部対策」と言われるものです。SEO内部対策とは、ホームページの内部(構造・設計・プログラミングコード)において行う対策です。

ホームページをチェックし評価をしているのは、Googleの社員(人間)ではなく「クローラ」と呼ばれるWEB上で動くロボットです。このクローラに適正に評価をしてもらうためには、正しい構造と正しいソースコード(プログラミングコード)でホームページを構築する必要があります。

クローラーに良い評価をしてもらえるホームページとは

クローラーに良い評価をしてもらうためには、実際にホームページを閲覧するユーザーにとって「見やすい」「分かりやすい」「使いやすい」設計で作ることも大切です。

逆に、「見にくい」「分かりにくい」「使いにくい」ホームページは、訪れたユーザーがすぐにホームページから退出してしまいます。すぐに退出してしまうユーザーの割合が多いと、Googleはこのホームページをダメなホームページだと評価をしてしまうのです。

なので、クローラとユーザーの両方に対して親切なサイト構築をし、Googleから良い評価をしてもらうための施策が「SEO内部対策」です。

SEO内部対策について詳しく知りたい方は下記記事をご参考ください!

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SEO内部対策とは?意味や効果的な施策を徹底解説!

WEBサイト完成後に最低限やるべきSEO対策とは

WEBサイト完成後、最低限やるべきSEO対策は「定期的な更新」です。「ホームページは完成してからが重要」というセリフをどこかで見たり聞いたりしたことはありませんか?これは、制作会社が完成後も管理費を取り続けるために言っているわけではなく、正当な理由があるのです。

WEBサイト完成後に最低限目指すべきSEO成果は「トップページの上位表示」です。今後、サイト規模を拡大していく気がないのであれば、上位表示を目指せる唯一のページがトップページとなります。

そして、トップページで上位表示を目指すために最低限できることが「定期的な更新」ということになります。定期的な更新というのは「お知らせ」・「ブログ」・「施工実績」・「お客様の声」など、なんでもかまいません。

SEO対策においてWEBサイト内のコンテンツの定期的な更新は欠かせない

とにかく、WEBサイト内で新しい情報を更新することが重要となります。そうすることでトップページの評価が少しずつ上がっていくよう、我々制作者はWEBサイトを作るのです。

WEBサイト完成後に頑張ってやるべきSEO対策とは【SEO対策の本質

SEO対策の本質は価値のあるコンテンツ制作

WEBサイト完成後、可能であれば頑張ってやるべきSEO対策が「コンテンツSEO」です。

コンテンツSEOとは、ブログ機能などを活用し、自社のサービス・商品のターゲットユーザーとなる人に向けてコンテンツ(有益な情報)を発信するSEO対策です。

現代においてはコンテンツSEOがSEO対策の本質であり、本当に集客を目指すのであればコンテンツSEO以外に選択肢はありません。その他のSEO対策は、このコンテンツSEOを助長するための小細工にすぎません。

WEBサイト上でユーザーにしっかりと読んでもらえる有益なコンテンツを発信することで検索エンジンからの評価が上がり、サイト全体の評価が上がるだけでなく、ページ単体で検索上位を目指せるようになります。また、検索エンジンだけでなく、ユーザーからの評価(信用度や信頼度)も上がるためサービス・商品が購入されやすくなります。

ホームページ成功の鍵は地道な努力!

小手先のテクニックをチマチマやるのではなく、質の高いコンテンツページをコツコツと積み上げましょう。それが、ホームページ成功の鍵です。

ただし、質の低い(内容が薄い)コンテンツページを積み上げてもあまり意味がありません。訪れたユーザーがすぐに離脱(サイトを離れる)してしまい、ホームページの評価は逆に下がってしまうでしょう。大切なのは、価値のあるコンテンツを積み上げることです。

価値のあるコンテンツとは

では、どのようなコンテンツを作れば良いのでしょうか。それは、あなたのターゲットユーザー(見込み客)が興味を持つコンテンツです。

例えば、あなたがオーガニック食品のショップオーナーだとします。その場合、あなたのショップのターゲットユーザーはオーガニック食品に興味を持っている人ということになります。

オーガニック食品に興味を持っている人であれば、下記のような疑問の回答を探してネット検索を行うことが予測できます。

SEO対策の本質は価値のあるコンテンツ制作

なので、これらの疑問に対する回答(情報)を文章や画像を使って掲載してあげれば良いのです。この回答(情報)が詳しければ詳しいほど閲覧ユーザーの満足度が上がり、そして検索エンジンから価値のあるコンテンツだと評価されます。

自分の会社やお店を知ってもらいたいなら情報発信は必須

コンテンツによって疑問が解消されたユーザーは「これは何のサイト?」と気になり、サイト内を巡回してあなたやショップの存在を知ることになります。ショップが掲載したコンテンツによって疑問が解消されているので、ユーザーのショップに対する印象も良いはずです。

人は、商品やサービスを購入する際、それに関して詳しい人やお店から買いたくなります。なぜなら、失敗をしたくないという心理が働くからです。

つまり、知識を情報として発信し、ユーザーの疑問を解消してあげることで安心感や信頼感を与えることができます。そして、安心感や信頼感を受け取ったユーザーは「このショップで買おう」となるのです。

SEOで上位表示するために大切なGoogleの考え方【E-E-A-T】

SEO対策に重要な「EEAT」とは

SEOで成功するためには価値のあるコンテンツを作成し、ユーザーの知りたいことを教えたり悩みを解決しなければいけないとお伝えしました。

そのコンテンツは信頼できるものでなければならず、その評価を行うためにGoogle は「E-E-A-T」という評価指標を導入しています。

E-E-A-Tとは、下記4つの意味を指します。

  • ・Experience(経験)
  • ・Expertise(専門性)
  • ・Authoritativeness(権威性)
  • ・Trustworthiness(信頼性)

Experience(経験)

「Experience(経験)」は、実際に体験した経験などが示されているかという評価です。調べて得ただけの情報ではなく、実際の経験則に基づく情報やその根拠などが含まれていると情報の信憑性が増し、コンテンツの評価が上がります。

Expertise(専門性)

「Expertise(専門性)」は、コンテンツを内容(情報)が専門的かつ深く詳細に掲載されているかという評価です。

ただし、専門的な内容を難しく書いてはいけません。多くの人が理解できるよう画像なども活用しながら分かりやすく解説できていれば尚良いでしょう。

Authoritativeness(権威性)

「Authoritativeness(権威性)」は、コンテンツやその作成者がどれだけ第三者から評価されているかという評価です。権威とは、他者から認められることです。

コンテンツを作成した者が有名な専門家であったり、信頼度の高い企業であったりすると、全く同じコンテンツだとしても知名度も信頼度もない人が作成したコンテンツよりも表示順位は高くなります。WEB上での他者からの評価は被リンクの数やその他さまざまな指標で評価されます。

Trustworthiness(信頼性)

「Trustworthiness(信頼性)」は、WEBページ(コンテンツページ)の内容や、そもそもWEBサイト全体(運営者など)が信頼できるかであったり安全であるかどうかという評価です。

今の時代、SSL化がされていないセキュリティが脆弱なWEBサイトは上位表示されません。また、運営者情報(会社情報など)が掲載されていないWEBサイトも信頼度が下がってしまいます。健全に運用されていて安心安全に閲覧できるWEBサイトの運営を心がけましょう。

SEO対策を行ううえで気をつけるべきGoogleの考え方【YMYL】

YMYLとは「Your Money or Your Life」の略で「人に重大な危害を与える可能性の高いコンテンツ」と定義されています。

Googleは具体的なジャンルは名言していませんが、主に下記ジャンルが該当する可能性が高いと言われています。

  • ・ニュース、時事
  • ・公民、政府、法律
  • ・金融、財産
  • ・買い物、ショッピング
  • ・医療、健康、安全
  • ・団体(人種・宗教・国籍など)
SEO対策を行ううえで注意すべきGoogleの考え方【YMYL(Your Money or Your Life)】

YMYLに該当するジャンルでは、どれだけ質の高いコンテンツを作成しても、前項で解説した「E-E-A-T」がなければ上位表示が非常に難しくなります。

なので、そのような場合は、特定のジャンルの専門家であることをGoogleにしっかりと認識させる活動から始めなければいけません。

初心者でもできる最低限やっておきたいSEO対策

SEO対策は、難易度が低い施策から高い施策、また重要度が低い施策から高い施策などなど、たくさんの施策があります。その中で、初心者にもできて重要度の高い施策をご紹介いたします。

タイトルタグを最適化する

タイトルタグとは、WEBページのタイトルを設定するタグのことです。タイトルタグは、検索エンジンがコンテンツ内容を理解するためにとても重要な要素です。コンテンツの内容が理解しやすいタイトルタグを設定することで検索エンジンは検索結果に表示しやすくなります。

例えば、肩こりの原因と自分で軽減する方法について紹介したページを作成したとします。このWEBページの場合、タイトルタグには「肩こりが起こる原因と自分で軽減する方法」といったように設定します。

もしも、タイトルタグを設定しなかったり、「肩こりについて」といったような大雑把なタイトルタグを設定してしまうと、検索エンジンが内容を理解しにくくなることでWEBページの評価が下がり、検索結果の上位に表示されにくくなってしまいます。

初心者でもできる最低限やっておきたいSEO対策の一つ目はタイトルタグの最適化

メタディスクリプションを最適化する

メタディスクリプションとは、WEBページの説明文です。メタディスクリプションは、前項で説明したタイトルタグと同様に、検索エンジンがコンテンツの内容を理解するために重要な要素です。メタディスクリプションは設定をしなくても検索エンジンがコンテンツの一部を抜粋して自動で設定をしてくれます。

ただ、メタディスクリプションは検索ユーザーがコンテンツの内容を理解するためにも重要な要素のため、検索ユーザーにとっても分かりやすくかつクリックして読みたくなるような文章をしっかりと考案して設定するべきです。

また、筆者の経験上、文章が長すぎる場合も検索エンジンが自動で抜粋した文章に置き換えられてしまう可能性があるので注意が必要です。

初心者でもできる最低限やっておきたいSEO対策の二つ目はメタディスクリプションの最適化

h1タグを最適化する

WEBページの作成には、「見出しタグ」と呼ばれる、見出し(小タイトル)の設定に用いられるタグがあります。見出しタグは「h1」「h2」「h3」「h4」「h5」とあり、「h2」タグ以降は一つのWEBページ内に複数用いられるのですが、「h1」タグだけは一つのWEBページに一つとなります。

そして、その一つをどこに設定するのかというとページのタイトルになります。「ページのタイトルに設定するのはタイトルタグじゃないの?何が違うの?」と思われるかもしれませんが、結論からお伝えすると、タイトルタグとh1タグでは主な目的と結果が違います。

目的結果
タイトルタグ主に検索エンジンに対してタイトルを伝える検索結果に表示される
h1タグ主にWEBページの閲覧者に対してタイトルを伝えるWEBページに表示される

目的に「主に」と付け加えているのは、基本的にはタイトルタグとh1タグのどちらも検索エンジンおよび検索ユーザーの両方向けであるからです。タイトルタグは主に検索エンジン向けでありつつも検索ユーザー向けでもありますし、h1タグは主にWEBページの閲覧者向けでありつつも検索エンジン向けでもあります。

初心者でもできる最低限やっておきたいSEO対策の三つ目はh1タグの最適化

サイト表示速度を改善する

WEBサイトの表示速度はSEOにも影響を与えます。

作成したWEBページを検索上位に表示するためには、WEBページのコンテンツが閲覧ユーザーにとって役に立つ内容でなければいけません。役に立つコンテンツなのであれば、閲覧ユーザーはこのWEBページの内容をじっくりと読むために長く滞在することになります。

つまり、検索上位に表示するためには検索ユーザーに長く滞在してもらうことが重要となり、それが「サイト滞在時間」としてSEO指標の一つとされているのです。そして、WEBページのコンテンツが閲覧ユーザーの役に立つ内容かどうか以前の問題として、サイト表示速度が遅いと閲覧ユーザーがイライラしてしまいすぐに離脱してしまいます。

・役に立つ内容ではなかったのですぐに離脱した
・WEBページがなかなか表示されないから離脱した

理由はどうであれ検索エンジンにとっての結果は同じです。「閲覧ユーザーの滞在時間は短く役に立たなかった」という結果になります。このような結果になると、検索エンジンにとってこのWEBページを検索上位に表示する必要性が低下してしまうのです。

せっかく作成したWEBページ(コンテンツ)が閲覧ユーザーにしっかりと読まれるよう、サイト表示速度は速く保ちましょう。

サイト表示速度はGoogleが無料で提供する「Page Speed Insights」でスコアを測定することができます。

SEO対策にも影響するサイト表示速度を測定できるPage Speed Insights
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